
おはようございます。こんにちは。こんばんは。すなおたまき(@office_sunao)です。いつもありがとうございます🍀
私たち家族が神奈川県川崎市から広島県江田島市に移住してきて、一年が経ちました。
あっという間だった様な、
怒涛の勢いだった様な、
濃厚だった様な。
振り返るとこの一年間だけで本当に色んなことがありました。
おそらくこれまでの私の人生の中でもBEST5には入るであろう怒涛の転機でした。
島中あちこちで桜が咲いて、
産直にたくさんのお野菜が並び、
ウグイスが爆音で鳴いて、
道ばたで結構な確率でキジに遭遇して、
ようやくそういう「江田島あるある」に気付く余裕ができてきました(笑)。
今日はそんな今の私の江田島に対する気持ちをまとめてみたいと思います。
移住してきてからのことを振り返りながら、
「今」を見つめて、
「これから」を考えるきっかけに
していきます。
もし良かったら、読んでみてください🍀
「江田島市に期待するな」とクソリプがきた話

つい先日、SNSでこんなリプライをもらいました。
【江田島市に期待しない方がいい、どんどん寂れていくから。】
おそらく、私が「江田島市に産婦人科をつくりたい」といっていることや、ブログで江田島市のことを紹介しているのを見て何かしら感じてのことだと思います。
私は、こう返しました。
【そういうあなたの心が、江田島市を腐らせていく。】
江田島市に住んでいて「ちょっと変だな」と思うのは、やたらと公的機関に期待するくせにその通りにその機関が動かないと「ダメだ、クソだ。」とdisるところです。
確かに私自身、移住してきてから「え?こんなことも出来ないの?」「こんなものもないの?」と思うところはありました。
でもそれを誰かに期待して、そうなって欲しいからと押し付けるのは違うだろうと。
無いのなら、それを自分が欲しいと思うなら、まずは自分が動かないと始まらないだろうと。
なので、やたらと不満をこぼすひとたちには違和感を感じました。
ただ、それまできっと散々頑張ってきたのだろうし、色々経ての失望なのかもしれないということは理解しています。
自分ではどうにもならなくて、もどかしくて、「なんで?」と苛立つ気持ちも理解できます。
ただ、そういう苦しみはきっとこれからも消えることは無い。
だからこそ、自分で、自分のできる所で、自分なりに動く。
がんばりたいと言ってるひとや困っているひとの力になる、背中を押す、応援し合う。そういうことをしていきたいです。
やってみて、ダメだったらまた考えればいい。その繰り返しで、少しずつよくなるのだと今は考えています。
だから、寂れていく江田島市を見つめて他人事ではいられないんですよ。寂れていくにはそれなりの理由も原因も経過もある。
その全てを私がどうにかできる訳では無いけれど、できることはできる限りやりたいと思っている、ただそれだけなのです。
豪雨災害の時に感じた一瞬の冷ややかな空気、その後の気まずさ

2018年7月は豪雨災害がありました。
わが家は一時的に避難所へ駆け込み、その後の断水時には母子3人私の実家へ避難しました。
その事で、一瞬なんとも言えない空気が流れたように思います。
おそらく、そこに留まることを選択した、選択せざるを得なかったひとたちの中に、私たちの避難がよく思われなかったのだろうと。
おそらく今でもこのことをよく思わず、私や子どもたちに対するネガティヴな思いを抱いている方もいると思います。
というか、私たちの存在自体認めないスタンスのひともいるだろうと。
この件については、私がどう説明しようとひとの心は変えられないので最初から諦めています。
ただ、江田島市に移住してきて初めて感じたネガティヴな感情だったので備忘録として残すことにしました。
万人に好かれることは不可能です。それは私も、相手も同じことだから。
私たちのことをよく思ってくださる方もそうではない方もいる。そういうことだと受け止めています。
東京生まれの自分が東京について感じていること

江田島市に移住して以降、東京について私が思うことを書こうと思います。
私は東京生まれの東京育ちです。ですが、そのことについてあまり固執することはなかったし、これまで東京について、あまり「故郷を思う愛着」の様な感覚はありませんでした。
でも、子どもたちが産まれてから、子どもたちを自分が子供の頃遊んでいた場所に連れて行ったり、実親が孫と遊ぶ様子を見たりしているうちに、「悪くないな」と思うようになりました。
これは子どもたちのおかげです。
私がずっとひとりだったらこんなこと考えなかっただろうし、自分の育った場所について愛着を持つこともなかったと思います。(それがいいとも悪いとも思いませんし、他の東京生まれの人がどう思うのかはわかりません。)
江田島市に移住して以降は、東京へ帰ると、違和感を感じることが増えました。
まず、他人に対する壁が異常に高いです。
そして東京はとても人が多いので単純に窮屈で閉塞感があります。
みんなパーソナルスペースを侵害されないよう、自分を守ることに必死になっている感じです。
でも、東京は便利です。
なんでも揃うし、1人で快適に暮らすことはいくらでもできます。美味しい食べ物もあらゆるサービスも充実しています。煩わしい人間関係も自分でシャットアウトすればそれまでだし。
きっと色んなことを天秤にかけて便利さと快適さをとるひとが多いから、東京にたくさんのひとが集まるのだと思います。
ただ、私が子供の頃の東京とは大きく変わってしまったなとちょっと残念に感じています。
江田島での暮らしを楽しみたい

私は、江田島市での暮らしを楽しみたいと思っています。
江田島市を故郷と思うかどうかは分からないけれど、肩肘張らずにゆっくりと少しずつ馴染んでいけたら嬉しいです。
おかげさまで最近は江田島の中でも繋がりが増えてお友達もできました。
島友とでもいうのでしょうか。
ちょっとした繋がりが増えて、嬉しいです。誘ってもらうことも、約束して会うことも、子連れで遊ぶことも、幸せです。
そういう繋がりのなかで話をしているうちに、あれこれと困りごとや悩みごと、こうしたいああしたいという思いを話しているうちに、「何とかしたい」そういう思いが生まれてくる。
これは悪いことじゃないと思うのです。
私自身もそこにいて心地よい場所をつくりたい。私が心地よい=あなたも心地よいになったらいいなと思いながら、じゃあどうしようかと考える時間は大事にしていきたいです。
暮らしを楽しみたい、大事にしたいと思える様になったのは江田島に移住してきてから。大切にしたい思いです。
私が江田島市の事を紹介する理由

私がブログで江田島市の情報を発信するのには、いくつか理由があります。
ひとつは、「江田島のひとは江田島が好き」だからです。
江田島市を離れたひとも、故郷を懐かしむことはあって、そんな誰かに今の江田島はこんな感じだよと報告するイメージでしょうか。
また、ずっと江田島に暮らし続けているひとたちにも改めて江田島の良さを思い出してもらいたいという気持ちもあります。
外様の私からするとすごいことでも、もともといる人からすると大したことじゃない·····みたいな話はよくあります。
違うよ!すごいんだよ!江田島っていいとこだよ!思い出して!って思います(笑)。
つまりは、江田島を知るあなたの喜ぶ顔が見たいのです。
それから、江田島は都会より自分の夢を叶えるひとが多いと感じています。今日も自分の念願を叶えたというお知らせが2件ありました(おめでとうございます!)。
そうした「こうしたい」「あれしたい」を応援してくれるひとも多いのが江田島の良いところ。
そういう話も今後紹介していきたいと考えています。
それから、江田島市を知らない人にも江田島市の良さを知ってもらいたいと思います。
何かしらのきっかけで、私のブログを読んでくださった方が江田島市を訪れる。
そういうことがブログを始めてからいくつかありました。
これは、私個人的に飛び上がるほど嬉しかったです。
どこか誰か知らないひとが私のブログを読んで行ってみたいと思って実際に行ってみたってすごいことです。しかも「行ってよかった」って言ってくださる·····!
ブログの向こうにいるひとに、江田島市の良さを発信することができた。伝わった瞬間。こんなに嬉しいことはありません。ブログ始めて本気でよかったと思いました。
これからも江田島市のことを、私の目線で発信していきます。
江田島市に一年住んでみて感じていること

2018年春に移住してきて、感じることをつらつらと書いてきました。
江田島は田舎なので、ひととひととの距離が近いです。でも、そこまで密着している訳でもない。
ひととの距離感が時に煩わしくもあり、めんどくさかったりしんどかったりもするようですが、今のところそこまでには至らずです。
今後もしそうして悩むことが仮にあったとしても、きっと江田島市を嫌いになることはありません。
逆に、ひととの距離が近いからこそ生まれるご縁や繋がりがあって、友達もできて嬉しいことの方が多いです。コミュニケーションスキルも磨かれていきます。楽しいことも増えます。
先日お会いした方が、「ぼくはもともと田舎者でほかの田舎も経験してきたのですが、江田島市は“いい田舎”ですよ。」と仰っていました。
私もそう思います。
いろんな人がいるけれど何となく知っている、でも近過ぎず遠からず。適度な間合いがいい感じです。
江田島市に移住してきて「ありがとう」と言われ感謝されるのことも増えました。まだ何もしていないのになぁと恐縮するばかりですが、歓迎してくださるのはとても有難いことだと思っています。
私個人的には、これからも無理することなく、マイペースで、自分のこと、子どもたちのこと、家族のこと、暮らしのこと、友達のこと、江田島のことを好きでいられたら最高です。
今の私にできることは、そういう日々のことをブログで発信すること、「江田島市で子育てするってこんな感じだよ」という話をしていくことかなぁと。
そしてゆくゆくは、自分の思いをカタチにしていけたらと考えています。
どうかこれからも、生ぬるく見守ってくださると嬉しいです🍀
長くなりました。
これからも引き続き、どうぞよろしくお願いします。