江田島移住、暮らしのリアル。
江田島のこと

えたじま日本語クラブに行ってきました!

おはようございます、こんにちは、こんばんは。すなおたまき(@office_sunao)です。

いつもありがとうございます🍀

今日は「えたじま日本語クラブ」に行ってきたお話をお届けしますね!

 

この記事にはこんなことを書いています。

 

  • 江田島市にはたくさん外国籍の方々が住んでいるんだよ
  • 「えたじま日本語クラブ」ってなに?
  • 実際に「えたじま日本語クラブ」に行ってきたよ
  • 日本人も外国籍の人たちも「えたじま日本語クラブ」を通じて交流できたら良いね!

 

ぜひご覧下さい🍀

江田島市にはたくさんの外国籍の人たちが住んでいます

江田島市に住む以上、外国籍の人たちとの関わりは必須と言っても過言ではありません。

広報えたじま7月号にも掲載されていましたが、江田島市は平成29年の牡蠣生産量が日本一になりました。

江田島市には、盛んな牡蠣産業をはじめとして、造船業や自衛隊に関わる方々も含め、様々な国籍の人たちが暮らしています。

江田島市国際交流協会(EIFA)の会報誌によると、平成31年4月現在 永住定住者と技能実習生も含めると722人の外国籍の方が江田島市に住んでいるとのこと。

江田島市全体の人口が約23500人ちょっとなので、外国籍の方々の占める割合も大きいですね。

「えたじま日本語クラブ」って何をするところ?

「えたじま日本語クラブ」は、毎月1~2回開催されています。

場所は主に

  • 高田交流プラザ(能美町高田3355-6)
  • 宮ノ原隣保館(江田島町宮ノ原2-21-1)

の2ヶ所です。

主催は、江田島市国際交流協会さん。
運営委託は、一般社団法人 広島湾地域資源ネットワーク(ベイネット)さんです。

「えたじま日本語クラブ」は、江田島市に住む外国籍の方々が自由に参加することができて、毎回自分のやりたいこと(勉強や課題、ただおしゃべりするだけでもOK)をスタッフやボランティアの方々と一緒にします。

途中にお茶やおやつをつまみながらの休憩もあり、最後にはちょっとだけみんなの前で「今日やったこと」を発表します。

外国籍の方々と江田島市に住む日本人の交流の場として、「えたじま日本語クラブ」は機能しているんですよ。

実際に「えたじま日本語クラブ」にお邪魔してきました


わが子たちの通う保育園にも、外国籍の子どもたちが通っています。毎日一緒に生活する仲間です。

そんな「日本国籍ではない人たち」を身近に感じつつ、時々SNSなどで見かける「えたじま日本語クラブ」の存在が前々から気になっていました。

今回タイミング良く参加するチャンスがめぐってきたので、子どもたちも一緒に行ってきましたよ!

この日私たち家族は、高田交流プラザで行われていたところへお邪魔させていただきました。

顔を出してみると、子どもたちの保育園のクラスメイトとそのお父さんやお母さんも参加されていました。

子どもたちはお互いの存在に気付くと、

「あれ?なんで(いつもは保育園でしか会わないのに)ここにいるの!?」

とお互いびっくりした表情でしたが、よく知る仲間がいたことであっという間にうちとけていました(子どもたちは馴染むのが早い!)。

「えたじま日本語クラブ」について聞いてみました!

「えたじま日本語クラブ」は、江田島市の人権推進課の職員さんや運営委託されているベイネットの胡子和子(えびすかずこ)さんを中心に、日本人ボランティアの方々も参加しています。

コーディネーターをつとめる胡子さんによると、

えびかずさん
えびかずさん
事前の参加可否のやりとりなどはなく、その日に来たいと思ったら自由に参加して欲しいです。外国籍の方々もそうだし、ボランティアの方々もそうしています。

えびかずさん
えびかずさん
「えたじま日本語クラブ」は、外国籍の人たちのやりたいことをヒアリングして、できる限り寄り添いながらリクエストに応えるかたちをとっています。

とのことです。

この日は絵を見ながら単語を学習するベトナム出身の方々や、ひらがなカタカナを勉強するフィリピン出身の方、学校の宿題を持ち込む子もいたりして、それぞれにボランティアやスタッフの方が対応されていました。

基本的には【日本語を学ぶ場】であることから、皆さんなるべく日本語でコミュニケーションをとるようにがんばっていましたよ。

最後の発表は、実際にみんなの前で発言することで少しでも自分の言葉が通じた実感や、自信をつけてもらうのがねらいです。

これについて胡子さんは

えびかずさん
えびかずさん
うまく発表しようと思わなくていい、挨拶や自己紹介だけでもいいんですよ。

と仰っていました。

「えたじま日本語クラブ」に参加していた小さな子どもたちは、ボランティアの方々に相手をしてもらって折り紙やお絵描きをしていました。

和子さんは、その場にいる皆さんに都度声をかけ、進行をしながらお茶やお菓子の準備をしたり他のスタッフとやりとりをしたりと忙しく動かれています。

えびかずさん
えびかずさん
えたじま日本語クラブは今年(2019年)で活動3年めです。

えびかずさん
えびかずさん
これまでの地道な活動と、江田島市国際交流協会設立を契機に最近ではだいぶ認知されて輪が広がりつつあります。

とのこと。

また、ボランティアとして参加するには特別な資格や外国語がしゃべれないといけないのかな?と思っていましたが、

えびかずさん
えびかずさん
そんなことはなく、誰でも少しの時間でも顔を出してもらえると嬉しい!

とのことです!

実際に、日本語しか分からないボランティアスタッフの方もいましたが、どうしても英語で対応する必要があるときは他のスタッフに聞いたり代わってもらって対応していました。

えびかずさん
えびかずさん
外国籍の方々の居場所でもあるけれど、日本人の方々の居場所でもあります。気楽に利用してもらい、居場所づくりやコミュニティの場に使ってもらえるのが理想です。

ということです。

外国籍の方々の不便に応えるだけではなく、お互いの存在を知ってつながりを深めていくねらいもあるということなので、

「誰でも気楽に遊びにいっていいんだ!」

と、思ったらぐっと敷居がさがりますね。

外国籍の方々とのつながりを深めるきっかけに

今回、飛び入りでしかも子連れで参加させていただきましたが、わが子たちもボランティアさんに相手をしてもらい楽しそうに過ごしていました。

江田島市には、フィリピン、ベトナム、バングラデシュ、インドネシア、アメリカ、中国、ミャンマーなど実に多様な国籍の人たちが暮らしています。

日本に住む彼らはまず私たち日本人との間に「言葉の壁」「文化の違い」があるので、こうした場でコミュニケーションを取りながら、少しずつお互いのことを知っていけたらいいのかなと思います。

また「えたじま日本語クラブ」をきっかけに知り合うことで、市内の別の場所で会うときに挨拶や会話も生まれるかもしれないし、知る顔が増えることで言葉と心理的な壁が少しでも払拭されたら成功ですね。

先日こみみ江田島に寄稿させていただいた社会福祉協議会さん主催のフォーラムでは、災害を通じてコミュニティの大切さを実感しましたが、「えたじま日本語クラブ」でも新しい出会いとコミュニティの存在を知ることができました。

ぜひ日本人も外国籍の人たちも、気軽に遊びに行って欲しいと思います。

楽しいですよ♪

収穫体験&冠づくりレポ、江田島市のオリーブ振興を移住者目線で考えてみるすなおたまきです。 私たち家族は2018年に東京から広島県江田島市へ家族で移住してきました。 実は江田島市へ移住した最大の理由は、夫...

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すなお たまき
すなお たまき
お母さんです。東京→広島県江田島市移住。 毎日爆音でなくウグイスが癒し。子育て、移住、江田島ネタ、夫婦家族のこと、その他日常についてぼちぼち書いています。 江田島に家族で移住しておいで!いいことも悪いこともリアルな移住後の生活について包み隠さずお話させて頂きます。