すなおたまき(@office_sunao)です。
わが子と24時間ビッタリ向き合ってお世話していると、時々しんどくなりませんか?
私はそういうとき、ありました。
今でもあります。
今回は、そんなときに読んでもらいたいエッセイをご紹介します。
子育てする方ならそのかわいい絵を一度は目にしたことがあるであろう、ヨシタケシンスケさんの子育てエッセイ
「ヨチヨチ父 とまどう日々」。
私はこの本を寝ているわが子の横で読みました。
読み進めていくと、
いつしかその「しんどい」気持ちは
クスッと笑って「まぁ、いいか。」へと
変わっていきました。
気持ちが軽くなったんです。
きっとこの本は、あなたの子育てに対するつらい気持ちもフワッとゆるめてくれるでしょう。
本の内容に共感したり、自分自身の子育てをちょっと遠くから見つめたりしながら読んでみてくださいね。
\ヨシタケシンスケ ヨチヨチ父とまどう日々/
Twitterで炎上したエッセイ?
ただ、以前この本はTwitter上で炎上しました。
読者の方が、ごく一部だけを切り取って
「出産を舐めている、旦那としてクズ」
というような解釈をして、バッシングされてしまったのです。
この本は赤ちゃんと共に少しずつ成長していくお父さんの様子が描かれています。
だから、一部分だけ読んで何かしらのヒントを得ようと思う方には向いていません。

ヨチヨチ父、見どころは?
私が特に注目して読んだのは、「お母さんの表情」です。
ヨチヨチと頼りなく、ときにイラッとさせるような態度をとるお父さんの横で
「はぁ?お前マジで何言っちゃってんの?怒」
と言わんばかりの表情で、お父さんを見つめています(笑)。
お父さん側の気持ちも分かるし、お母さん側の気持ちも痛いほど分かるんです。
なのでこの本は、新米のお父さんがおっかなびっくりヨチヨチと次第に「親」として成長していく様子を【楽しみながら】読むといいですよ。
もうすぐ出産を控えているというご夫婦にもオススメです。
プレゼントしてもいいかもしれませんね。

↑共感しますこの表情!(笑)
ヨチヨチ父、ヨシタケシンスケさんご自身の思い
ヨシタケシンスケさんはこの本のあとがきで、こう言っています。
子育てが一番大変な時に、子育てについて考える余裕なんてないのです
唯一できることは、「喉元すぎる時って、熱いよねー!!」と共感を寄せることだけです。
だから、この本を読んで、「こんなに熱いとは思わなかった!」「ウチはこんなもんじゃなかったよ!もう!」と毒づいていただければ、こんなに嬉しいことはありません。
少し先ゆく子育ての先輩がこうしてご自身の経験を元に、
今がんばっているお父さんお母さんの背中を押してくれる。
とても嬉しいことですね。
↑ほんと、とりあえず睡眠時間は死守しようぜ…。
ヨチヨチ父、ヨシタケシンスケさんの子育てとは?
ヨシタケシンスケさんは、絵本ナビのインタビューではこう述べています。
連載で繰り返して描いている事なんですが、ぼくが父親になって感じたことは「育児はすべてケースバイケース」ということ。
例えば、「本に出てくる赤ちゃんは毎日3時間寝ているけれど、我が子は30分ごとに目が覚めて泣く」とか、「この家の近くにはおじいちゃんおばあちゃんがいるけれど、うちは何かあったときに頼れる距離に両親がいない……」とか。
世の中に出回っている「育児本」が、そのまま当てはまる人って、ほとんどいないと思うんです。
だれ1人として同じ人間がいないのだから、その子育ても育児本の通りにうまくいくことはそうそうないということ。
思い通りにいかなくて当たり前。
これを読んで私はそんなふうに受け取りました。
こうした気持ちを持つと、子育ても「まぁ、いいか。」とラクに考えられそうです。
今は、何かと子育てしにくい環境だからこそ、持ち続けたい心もち。
大切にしたいですね。

↑た、たまらん…(笑)
ヨチヨチ父、読後の効能
改めて。
ヨシタケシンスケさん著作、「ヨチヨチ父 とまどう日々」
ぜひ読んでみてください。
おそらく、お子さんがお昼寝している間に読み終えることができます。
それくらいスラスラと、読めてしまいます。
きっとあなたの「しんどい」気持ちも軽くしてくれますよ。
\ヨシタケシンスケ ヨチヨチ父とまどう日々/
補足
ヨシタケシンスケさんの絵本、ほかにもオススメがいくつかありますのでこちらも興味のある方はぜひ見てみてください。⤵︎ ⤵︎