おはようございます。こんにちは。こんばんは。すなおたまき(@office_sunao)です。
最近、体を動かしたくて「アシュタンガヨガ」を始めました。
アシュタンガヨガを知ったのは、以前テレビ番組「情熱大陸」で更科有哉さんを特集していたのを偶然見たことがきっかけです。

※写真はご本人のinstagramよりお借りしました
番組中、更科さんの人間離れした動き(失礼な言い方で申し訳ありません)に驚き、目が釘付けになりました。そして、そのストイックなライフスタイルにとても惹かれました。
産後、体系もくずれて筋力もがた落ち。
移住疲れと夫婦不仲でメンタルも不安定。
ようやくなんとかかんとか最悪の状況から脱した私に、ピンときたのがこれだったのです。
「わたしも、アシュタンガヨガやってみたい!」
そう思い立って、あれこれ情報収集しました。
今ではアシュタンガヨガを教えてくださる先生に出会い、月に一度のペースですが教わる環境もできました。
今日はそんなアシュタンガヨガ初心者の私からみた
- アシュタンガヨガの魅力と、
毎日私のようにお母さんとして忙しく過ごすあなたへ
- アシュタンガヨガがおすすめな理由
をご紹介していきます。
ぜひ、家事の合間やスキマ時間に読んでもらえたら嬉しいです。


アシュタンガヨガとは?
そもそも「アシュタンガヨガってなんだろう?」という方に、ざっくりとご紹介します。
この雑誌に詳しく書いてありますので、もしよかったら読んでみてください。
アシュタンガヨガとは(私の先生からいただいたプリントより抜粋します)
アシュタンガヨガの「アシュタンガ」とは、サンスクリットで「8本の枝」という意味を表します。聖者パタンジャリによってまとめられたヨーガ―スートラをもとに体系立てられたハタヨガの一種です。
正式にはアシュタンガ・ヴィンサヤ・ヨガといい、インドのマイソールでSri.K.パタビジョイス師によって世界中へと伝えられました。流れるような一連の決まったAsana(ポーズ)を呼吸と連動させながら行うヨガです
音のなる力強い呼吸と共に、連続した動きにより体を内側から温め、その発生した熱が臓器や筋肉を浄化します。
また一度かいた汗を再び体に擦り戻すことにより身体を強くし、柔軟性と体力を身につけ、合わせて精神力と軽快さも身につけていきます
呼吸、エネルギーロック、目線の位置、を学びながらポーズを練習します。
その力強いプラクティスは呼吸と共に自身の内側を見つめ、自己の探求の旅へと導いてくれることでしょう。
というのがおおまかな概要です。
ヨガにはもともとたくさんの種類がありますが、正直私はどれがどれだかわかっていません。
おそらくアシュタンガヨガよりも負荷の軽い、リラックスを目的としたライトなヨガもあると思います。
それでも私がアシュタンガヨガを選んだのは、実際にやってみた後の「変化」が強烈であったことと、「楽しかった」という気持ちが生まれたからでした。
実際にやってみて感じた変化
アシュタンガヨガをやりたいとネットや雑誌を読み漁っていましたが、最初はDVDも見たりして独学でやろうと思っていました。
ですが、実際にやってみて思うのは「このAsanaで正しいのか分からない💦」ということ。
空手も同じですが、基本の動きがあってそれを教えてもらって、おおまかにでも覚えてやってみることが大切です。
しかし、私の住む江田島にはヨガスタジオなどはなく、ましてアシュタンガヨガを教えてくれるようなところが見当たらない…。
しばらく悶々とどうしようかと考えて、アシュタンガヨガ以外のクラスをやっているヨガスタジオに通おうかなどとも考えていました。
そんな時、時々江田島でも出張ワークショップなどをされているヨガスタジオでビギナー向けのアシュタンガヨガクラスが開催されることを知りました。
「これはもうやるしかない!」と、夫に子どもたちを託して行ってみたわけです。
実際にやってみて体にも心にも大きな変化がありました。
たった一回、先生の教えてくださるアシュタンガヨガクラスに出ただけですが、見事にハマりました。
私が実際にやってみて感じた変化を書き出してみます。
- 一回のクラスに出ただけで身体がポカポカ温かく(熱く)なり、それがしばらく続いていた
- よくわからない、説明しづらいけど身体の中身が循環された感覚がした(数週間はそういう感覚が残っていました)
- 翌日から自分の食事の好みが変わった(肉魚よりも野菜を多くとりたい欲求が増えた)
- 時々服薬していた安定剤を飲まなくても大丈夫な日が多くなった
- メンタルが安定し、穏やかでいられる時が多くなった
- 何かあると不安になっていたのが、イライラするようになった(不安が消えた、イライラはおそらく何かを発散しようというエネルギーの表れだと感じています)
- 肌ツヤがよくなった(本人実感による)
- 前より寝つきが良くなり、熟睡することが増えた
ざっと書き出しただけですが、これだけの変化を感じることができました。
また、実際アシュタンガヨガをやってみたのですが「できない」Asanaばかりでした。
でも、その「できない」が、私に火をつけたような気がします。
- できないからこそ、できるようになりたい!
- できないことが、悔しい!
→だから、もっともっとアシュタンガヨガをやってみたい!
そんな気持ちになりました。
アシュタンガヨガを子育て中のお母さんに勧める理由
私自身、アシュタンガヨガを始めて今のところとてもよかったことばかりです。
こんないいものおすすめしない理由がない。そう思います。
特に私のように日々「お母さん」をやっている方々におすすめしたいです。それはなぜか?以下に書いてみます。
- ヨガマットさえあればできる(実際なくてもできる)
→私はマジで忙しいときはキッチンで料理しながらポーズとっています。最近は100円ショップでもヨガマット売っているんですね!びっくりしましたが、最初はお金をかけずにスタートするのもいいのかもしれません。 - 畳一畳分くらいのスペースがあれば充分できる
→狭いスペースでできるのはありがたい - 自分のペースで継続できる
→本当は朝イチ午前中にやるのがベストですが、子どもがいるとそうもいかないので、自分でできるときにできるだけと決めてやっています。 - 家事の合間やスキマ時間にできる
→重複しますが、ちょっとした合間に1つポーズをとりつつ呼吸するだけでリフレッシュできます - 子どもと遊びながらでもやろうと思えばできる
→これはちょっとうちの暴れん坊たちを相手にやると危険(飛び乗ってきたりタックルしてきたりする)だったので、今は彼らがおもちゃや他の遊びに気を取られているすきにやっています。 - アシュタンガヨガをやることで、自分自身の体と心と向き合うことができる
→普段なかなか自分のことは後回しになりがちなので、「あ、今日はちょっと身体がかたいな」とか「今日はここがスムーズにできたな」とか自分と向き合うことができます

継続のコツ
とはいっても、「継続」ってなかなか難しいです。
空手をやっていた時からずっと思っていましたが「継続できる人は、それが才能だ」ということ。
「続けるのが難しい」「なかなか続かない」「途中で挫折してしまう」そんな声はどこの世界でも聞こえてきます。
また、もともとアシュタンガヨガは結構アクティブなAsanaが多く、倒立したり下を向いたり普通の日常生活ではやらないような動きがたくさんあります。
そのため、女性は特に月経中(初日~3日目くらい)はアシュタンガヨガをお休みすること、また満月新月の日はお休みすることが決まっています。
そういうルールもあるので、無理なく休みながら継続すること。自分自身に課すハードルを
「絶対にこのポーズからこのポーズまでやらねばならない!」
「なんとしても休んではダメ!」
と思ってしまうとその思考自体が自分のやる気をなくしてしまうので、極力そう思わないようにしています。
なので、私は私なりに継続するためのルールを設けました。
それは「やれるときに、やれるだけ、やってみようと思うAsanaをとる」ということです。
やれるとき →スキマ時間、空き時間、家事の合間、子どもたちが寝てから、子どもたちが起きる前など
やれるだけ →太陽礼拝ABだけ、太陽礼拝Aだけ、このAsanaだけ、この動きだけ、とりあえず呼吸だけ、瞑想だけ…など
やってみよう →今日は自分の苦手なAsanaの練習だけ、今日は自分の好きなAsanaだけ、今はこのAsanaのここだけ…など
とにかく、ほんのちょっとでもやる。
とりあえずやってみる。
苦痛に感じない程度にやる。
ヨガマットひくのもめんどくさいときはひかないでその場でやる。
どーしても気が乗らない時は座って呼吸するだけでもやる。
限りなく自分へのハードルを下げながら、でも、やってみること。
もともと好きで始めたアシュタンガヨガですから、嫌いにならないように。
ずっとずっと心地よいと思えるように…と意識しながら続けています。
それでも、続かない時はありました。

それは、自分が風邪をひいたときと、子どもが体調を崩したときです。
風邪で咳が出まくって普段の呼吸すらしんどいときはさすがに無理でした。
子どもが体調を崩した時も、看病や心配でそれどころじゃなくなってしまいます。
もうそうなったら仕方ない。「またできる日にやろう」と気持ちを切り替えることも続けるコツだと思います。
いかに自分にとって無理なく続けることができるか?を意識するといいのかもしれません。
おすすめアシュタンガヨガグッズ
ここで、私の自宅アシュタンガヨガのモチベーションをあげてくれるグッズをご紹介します。これもまた、継続するコツのひとつです。
→これは偶然見つけました。アシュタンガヨガのポーズ帳です。
持ち運べるし、いつでもどこでも見られます。
まだまだ超初心者の自分にはいちいち確認できるこのカードが教科書代わりになっています。雑誌や本だとページを開かなきゃならないですが、これならそのカードを目の前に並べて置けます。
私はものすごく身体がかたいので実際まったくできないAsanaもあるのですが、できない人向けにやりやすいポーズが裏面に紹介してあります。とても重宝しています。
→モチベーションの上がらない時に読みます。記事はもちろんですが、錚々たるメンバーの美しいAsanaを見ることで、「いつかは自分もああなりたい!」と目標を持つことができます。
また、行ったことのないやったことのないアシュタンガの魅力についてたくさん書いてあるので、単純におもしろくて何度も読み返しています。
→これも雑誌ですが、付録のDVDを時々見ています。やはり実際の動きを見ないとどうしてもわかりづらい部分があるので、迷ったときはこれを繰り返し見ています。
ネットの情報各種
→これはもう、最近かなり充実しています。「アシュタンガヨガ」と検索するだけでたくさんのサイトが出てくるのですが、youtubeなど動画サイトで詳しく紹介しているものもあります。子どもたちが寝ているけど身動き取れない時など、音声なしで見てます(笑)
ご参考/フレアプラス
→このサイトはヨガインストラクターの高橋陽介さんが運営しています。ひとつひとつ詳しく解説してあり、とても勉強になります。
アシュタンガヨガクラスに出たときの記憶
→月イチペースの亀の歩みですが、アシュタンガヨガを教えてくださる先生と出会うことができました。
なので、その時に教わったことをいつも思い出しながら、「あの時先生はどう言っていたかな?」「こういう時に先生だったらどうするかな?」と考えながらAsanaをとります。
できているかどうかは分かりません。でも自分が楽しかった記憶と共に繰り返すことは、決して間違いではないと思うのです。
アシュタンガヨガ、やろうよ!
超初心者のアシュタンガヨガ記録ですが、こんな私でも今のところ続けることができています。
外が寒かったり暑かったりすると、ランニングするにもスポーツジムに行くことすら面倒になってしまったり、一緒にやる仲間がいないとついサボって続かなかったりすることはよくあります。
私にアシュタンガヨガを教えてくださる先生にもまた、先生がいらっしゃいます。
ですが、その先生は海外にいるためほとんど教えてもらう機会はないそうです。
「1年に一回教えてもらう機会があればいいほう」だとか。
それでもなお真摯にアシュタンガヨガと向き合って継続していらっしゃいます。
そんな先生を見て、自分もそういう姿勢でありたいと思いました。

毎日子育てと家事に追われてさらに仕事もしていると、なかなか自分の時間が持てません。
自分の時間と思っていても、どこかで子どものことが気になるし、あれこれと考えるのは家族のことばかり。
お母さんをやっていると、ほどんど毎日そんな感じで時が流れて行ってしまいます。
子どもとの時間は大事にしたい、笑顔でいたい、楽しく過ごしたい。
いろいろあるけれど、私はお母さんなので、子どもたちといかに楽しく毎日を暮らすかが今一番大切なことです。
でも、そればかりに集中してしまうと、うまくいかなかったときや思い通りにいかないときに笑顔になれず結果自己嫌悪に陥ります。
だからこそ、自分自身を取り戻す時間は私にとってとても大切な時間です。
もともと体を動かしていないと死んでしまうタイプの人間なので(笑)今の自分に合った体の動かし方がきっとアシュタンガヨガだったのだと思っています。
アシュタンガヨガは単純に楽しいです!
できないからこそ、できるようになりたい
できないからこそ、できたときにうれしい
できないからこそ、楽しい
そんなことを今、感じています。
あなたもぜひ、一緒にやってみませんか?
今後も時々アシュタンガヨガについて書いていきます。

